の目 の目


ここは、JOJOと雅世の世界

上の散文は雅世の 下の詩はJOJOさんの 創作です




「テラ」


どんなに傷つけられても

血まみれになっても

啜り泣きも漏らさず

ずっと耐えているひと


どんなに引き裂かれて

ずたずたにされても

小さな糸屑

集めて繕うひと


あなたの優しさを

あなたの愛を

わたしたちは忘れてしまいがち

どんなことをしても

許されるなんて

誤解している


あまりに大きすぎて目に見えないから

あなたが優しすぎるから

わたしたちはいい気になって

あなたを蹂躪しようとしている


それでもあなたは

笑って許してくれるのか

それともいつか

わたしたちに罰が下るのか


あなたは暖かい

サファイアのような目をして

ゆっくりとゆっくりと教えてくれた


「自分のしたことは、いつか自分に降りかかるのよ」


あなたが優しあいだに

わたしたちも優しくならなきゃ


そうだよね

そうだよね


あなたの名はテラ











「自転」


甘ったれた愛の形は君の内側を深くえぐり

傷つき張り裂けたその返り血を全身に浴びて

やっと僕は気がついた


生まれ変わった僕の愛が

君の傷を緩やかに癒していく


許されるはずのない僕の軌跡は

それでも君の愛によって浄化される


どこかにあった不信の闇が

信じる愛の光に照らされ

今僕たちは「優しさ」の意味を知り


貪りをやめた愛が

無尽に恵む愛と調和しながら

今僕たちはゆっくりと回っている







もどる