の目 の目


ここは、JOJOさんと雅世の詩のコラボレーションの世界

上の詩はJOJOさん 下の散文は雅世 の創作です




「風になる」


焼け焦げた風の中で咲くラベンダーが

撒き散らす香りのように

僕はほのかに君にくちづけをする


額にくちづけをしては微笑み

うなじにくちづけをしては小声をたてて笑い

最後に強くそのちいさな唇にくちづけをする


僕は君の中に

いっぱい「好き」を撒き散らし

君はその香りに酔っている

君は僕でいっぱいになる










「薔薇の風」


濃く深い夜の藍に

薄っすらとのせる暁の鴇色

二つのパステル指で溶かして

夜明けの空を作っていく


ふと 通り過ぎる熱い風

どこかで微笑む薔薇の薫

運んでくる


あなたとわたしが溶け合えば

どんな色になるのかしら


パステルの箱に落とす目線

薔薇に染まるわたしの頬






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