の目 の目


ここは、JOJOさんと雅世の詩のコラボレーションの世界

上の詩はJOJOさん 下の散文は雅世 の創作です




「淀んだ空気の中で」


ラメ入りの風が通りすぎて行く中で

ポニーテイルの微笑みに胸が高鳴った


一人占めしたくてその細い腕を

ぐっとつかみとろうとしたら

意地悪な君はするりと潜り抜け

こっちを見ながら笑ってた


あの日のさよならは若かった僕の

そのうす桃色の唇の

自分勝手なやきもちで

あの日の君はまだ僕の

心の奥のここにいる


心の奥の淀んだ空気の中で

こっちを見ながら笑ってる


・・・そして僕はまた

しかめっ面して空を見上げている









「嫌いじゃないけど」


嫌いじゃないけど、好きじゃないの

ずっと私を見ていてほしいけど

あなた一人のものにはなりたくないの


我侭だって?

そうかもしれない


でも、まだ決められない

まだ、何かありそうで

もっと、すごいことが待っていそうで

まだ知らない何かに出会えそうで

心がクリスタルみたいに煌いてるわ


だから

今、決めたくないの

ここで、自分を縛りたくないの


ごめんね


だから、精一杯の微笑みを送るわ

だから、私のこと、見つめ続けて

あなたのこと

嫌いじゃないから

嫌いじゃないから





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