2001年1月20日





「親育て」


それは 子育てではなくて 親育て

自分が辿った道を 親の立場で歩いてゆく

危なっかしい 足取りで


それは 伸ばすのではなく 見守ること

出来ることを信じて 自分で伸びだすのを

木陰から そっと 見てやること


子供に 添え木をあてても

子供は 子供の枝ぶりで伸びていく

それを切り落とさず 伸ばしてやるのが

きっときっと 子育て


親だからと えらぶったり

親だからと お礼を言わなかったりは

子供の手本に なりはしない


よき人として 共に暮らせば

小さき人の子供は きっと何かを学ぶはず

口には出さなくても どこかでじっと見てるはず


思い通りにならなければ 苛立つこともあるけれど

それでも親になれた喜びを けっしてけっして忘れないで

来てくれなければ 親なんぞにはなれなかった


それは 子育てではなくて 親育て

道の険しさに 足とられ

我が親への感謝 身に染む旅










零した言葉
アルビレオ日詩